| 適正なエアコン設置工事は時間がかかります お客様の中にはエアコン工事を洗濯機や冷蔵庫の設置と同じように短時間で終わるものとお考えの方が いらっしゃいます。 それほどでなくても配管のテープ巻き仕上げより化粧配管のほうが短時間で終わると思っていらっしゃる方も おられます。 アパート住まいの経験からエアコン工事はすぐ終わると思っていらっしゃる主婦の方が多いようです。 その経験はもちろん「真空引きなし」、「養生なし」「通水テストなし」の 3ナシ工事の実態によるものです。 (「真空引き」はなぜ必要かはコチラ) これらは基本的に「完全に間違った考え」です。 実際はマンションであれば梁(はり)の凹凸がありその凹凸に沿った配管類の屈曲作業)、 戸建てであれば、壁穴貫通工事があり、 場合によっては内機2F→外機1Fなど長梯子作業となります。 これらの作業は「現物あわせ」「現場対応」の作業となります。 標準品をそのままはめ込む標準作業とはなりません。 これらに「化粧配管」をすることになれば相応の時間がかかるわけです。 (これらの作業を雑にこなし手抜きすればさまざまな不具合が後々生ずるのです。) せっかくご新築のマイホームを得られた皆様、(特に奥様方!) エアコン工事について正しい知識をもたないとアトアト「大変なことになりますよ」。 アパートでの内外機同一階設置と同じような簡単な作業=短時間ではすみません。 (「エアコン1台着けるのに何で3時間もかかるの」といきり立ってはいけないのです。) 新築マンションや戸建て団地などで「速い仕事」をする方々と隣り合わせになることが良くあります。 私どもが2台目を終えようとしていると「速い仕事」をする方たちは2台設置完了して次の現場に急いで行きます。 もちろん「速い仕事」をする方たちからは真空ポンプの音はしません。そのかわり 戸建ての場合、筋交(すじかい)材をかまわず強引にあけ進む激しい音を立てたりしてます。 貫通工のパテ始末が適正かどうか不明ですが、少なくとも上部のウオールコーナーのシリコン処理はせず、 化粧配管の「見栄え」を良くする「エンド」部材は着けない。いわゆる「手抜き」です。 必要最低限の事をしたように見せかけ、やらなければならないことをやらない手際のよさ。 「速い仕事」は当然なのです。 もし「速い仕事」をご希望の方はどうかよそのお店へご依頼ください。 正しい施工をする業者であれば、当然 適正料金=当店の7割増位 になるでしょう。 正しい作業で速くするには、適正な技能を有する人手をかけなければできないわけですから 高くなるのはあたりまえですね。 当店はエアコン設置工事について正しいご理解をしていただける少数のお客様に貢献するのに満足しています。 要するに、「ビジネスにならない仕事」で満足しているのです。 <「小店」主義です。> ところが、世の中では「ビジネスにならない仕事」を「ビジネスにしようとする」から不正が横行するわけです。 インチキリフォーム・道路公団談合、その他多くの大小さまざまな仕組みが日本の経済構造を形成しているようですね。 |
|
「安くする」ためには「コストをかけない」のが鉄則。
|
| 「手抜き・不適切による後々生ずるさまざまな不具合」とは @真空引き: 真空引きしないことによる水分残留による機器作動不具合(環境問題とは別に) A配管類の屈曲作業: 配管のつぶれ、折れによるガス循環不良で冷暖房能力のダウン。 B壁穴貫通工事: 逆勾配による雨水の壁内・室内への進入、結露水の室内落下。 C水平不良: 機器や配管の勾配が適正でないと結露水排水がスムーズにいかずドレンパンから水が出ず室内にあふれる。 D接続不具合: 配管接続が適正に行われないとガス漏れが発生します。ガス漏れは数日後あるいは数ヵ月後ということも。 E貫通部防水処理不具合: 貫通穴と配管類との間の隙間をパテなどでしっかり埋めないとBと同様な不具合が生じます。 F構造材・電気回路遮断、破損: 強引な切削、ビス止めなどによる筋交いや電線などの遮断・破損に。 などなど。 ⇒ エアコン設置工事は一見誰にでもできるように見えますが、エアコンの機能をフルに発揮させ固有の品質を維持させるような施工をするには熟達した技能が要るのです。 これを「短時間」で終わらせるということは基本的に無理があるのです。 |